壁面収納で快適生活!
壁面収納で快適生活!

「こうしたい」「あったらいいのに」から発想する壁面収納術

壁面収納で快適生活 | 04月21日更新

収納には分散収納と集中収納があるといわれます。
例えば家でいうと、分散収納はそれぞれの空間の欲しいと思った場所に収納家具や棚などを設けること、そして集中収納は納戸や大きなクロゼットなどを設けてそこに収納を集約させることです。
そのメリットは普段使いと季節ごとの道具などを必要度に応じて収納できること。

壁を最大限に活用する壁面収納は、集中収納の良さを活かした家具版といえるでしょう。
リビングなどであちこちに散らばっていた収納家具やモノを一か所に集めることで、欲しいものを探して動き回ったり、部屋が散らかるということも減少します。

壁面収納は用途に応じて色々なスタイルがあります。
シェルフユニットで見せる部分と隠す部分をバランスよく組み合わせるプランでは、本や骨とう品、写真などを飾れば、まるでギャラリーのような雰囲気を演出できます。
小さなお子さんがいるご家庭では、子どもが造った紙粘土の怪獣やお絵かき、子どもの写真などを飾るのも楽しいものです。
飾り棚の部分はダウンライトで照明を工夫しましょう。
夜には幻想的な光景が広がり、「いい部屋だな」と我ながら感動するでしょう。
また、普段は床やテーブルの上に置かれているような小物や日用雑貨などは、扉の中に仕舞えば、日々、美しい空間で暮らすことができます。

お邪魔した家で上手な活用方法だなと感じた事例があります。
それはキッチン横に付けられた壁面収納なのですが、家電製品の収納とカップボードを兼ねているだけかと思っていたら、扉を開くとカウンター(アイロン台)が出てきたのです。
調理などの家事をしながら、同時にアイロンがけもできるのは時短になります。
それまでは和室や寝室でアイロンを使っていたので、メインであるLDKから離れなければならないのが不満だったとか。
「こうしたい」を突き詰めた壁面収納は使い勝手が満点です。

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